面白い場所(おもしろい場所)、面白スポット(おもしろスポット)紹介
古代エジプトのピラミッドとスフィンクスの衛星画像
エジプトにある多数のピラミッドは一体誰が何の為に作ったのか!?
ピラミッドの語源は、ギリシア語で三角形のパンを指すピラミス(pyramis ピラムス、ピューラミス 等)と言われています。古代エジプト語ではギザのピラミッドに「昇る」という意味の「メル(ミル、ムルとも言われています。ヒエログリフでは△と書く)」という言葉を当てていました。
スネフル王の次のクフ王によって、世界最大のピラミッドがギザに築かれました(ギザの大ピラミッド)。勾配は51度52分/底辺各230m/高さ146mにも達します。
この「ギザの大ピラミッド」の長さと高さの比率は黄金比となっているのは有名です。またエッフェル塔が登場するまでの間、世界で最も高い建築物でもありました。
二番目に大きいカフラー王のピラミッドも巨大で、底辺215m/高さ143.5mもあります。この二つのピラミッドに隣接するメンカフラー王のピラミッドは何故か急に規模が縮小していて、底辺108m/高さ66.5mとなります。
この三つのピラミッドが『ギザの三大ピラミッド』と呼ばれ、世界有数の観光地となっています。
この3大ピラミッドおよび当時のナイル川の流れ、そしてその他多数あるピラミッドとの配置に着目しますと、エジプトのピラミッド群は天体の配置を模したものであるという説が浮上してきます。ナイルが天の川で、3大ピラミッドがオリオン座の三つ星に相当。その他のピラミッドも星の位置を反映していると見ることができます。
これとは別に、ピラミッドは古代宇宙飛行士説による宇宙人や超古代文明によって作られたとされる説も流布されていることは周知の事実でしょう。
あなたは、一体どう考えますか!?それでは早速、エジプトにジャンプしてみましょう!
▽Abu Rawash - アブ・ラワシュ
Pyramid of Djedefre「空のピラミッド・セヘ星のピラミッド」(ジェデフラー王)
▽Cairo - カイロ
Pyramids of Abusir「アブ・シールのピラミッド群」(サフラー王・ネフェリルカラー王・ラーネフェルエフ王・ネウセルラー王)
▽Dahshur - ダハシュール
Bent Pyramid「屈折ピラミッド・南の輝くピラミッド」(スネフル王)
Black Pyramid of Amememhet III「黒いピラミッド」(アメンエムハト3世)
▽El Lahun - アル・ラフーン
Pyramid of Senwosret II「輝くピラミッド」(センウスレト2世)
▽El Lisht - アル・リシェト
Pyramid of Amenemhet I「高く美しいピラミッド」または「輝き現れる土地のピラミッド」(アメンエムハト1世)
Pyramid of Senwosret I「あらゆる場所の中で最も恩恵をこうむるピラミッド」または「2国を見渡すピラミッド」(センウスレト1世)
▽Meidum - メイドゥーム
Pyramid of Sneferu「崩れピラミッド」(スネフル王)
▽Memphis - メンフィス
Pyramid of Djoser「アル=ハラム・アル=ムダルラジュのピラミッド」(ジョセル王)
クフ王の大ピラミッド(ギザの大ピラミッド)について、1978年に大林組が「現代の技術を用いるなら、どのように建設するか」を研究するプロジェクトを実行していました。その報告によれりますと総工費1,250億円、工期5年、最盛期の従業者人数 3,500人という数字が弾き出されたそうです。
1立方メートル当たりの価格は、コンクリートダムが24,000円前後に対してピラミッドは48,000円にもなるという莫大なコストが掛かる計算です。